令和元年度ワーキンググループの活動報告会を開催しました

創エネ・蓄エネ技術開発推進協議会では、会員による研究テーマ別のワーキンググループを設置し、事業化に向け具体的な共同開発・実証事業について検討しています。

令和2年2月5日、各ワーキンググループでの取組状況の報告会を開催しました。
昨年度設置された6グループと、今年度新設された1グループ、あわせて7グループから進捗状況や取組成果の発表があり、その後、協議会コーディネータから今後の取組に向けたアドバイスをいただきました。
7グループの中には、実証事業に着手した取組もあり、新製品の創出を目指した今後の進展が楽しみです。

ワーキンググループ活動報告会 開催概要

  1. 開会
  2. 挨拶
  3. ワーキンググループからの活動報告
  4. コーディネータからのコメント
  5. 閉会

ワーキンググループ一覧

※印はグループ代表です。
年度中のメンバー変動あり

高効率小水力発電設備の開発

<研究内容>

高効率かつ低価格の小水力発電装置の開発・実証

<構成メンバー>

  • 静岡中部金属開発協同組合 ※
  • MNJ(株)
  • SEIWA(電研テックプロダクツ)
  • 川根本町

草木類を活用したエネルギー利用

<研究内容>

廃棄処分している草木類を燃料として有効活用した草木ペレット発電機の開発と事業化

<構成メンバー>

  • 東海大学(田中名誉教授) ※
  • 南榛原開発(株)
  • 東海大学 海洋学部
  • (株)白鳥建設
  • イハラ建成工業(株)
  • (株)アクティオ
  • (株)中村組
  • NPO法人三保の松原羽衣村

温泉からのメタン・水素ガス生成

<研究内容>

温泉とそこに含まれる微生物群集を利活用し、メタンと水素ガスを生成する実証事業

<構成メンバー>

  • 静岡大学(木村教授)※
  • (株)エコアドバンス
  • (株)電業社機械製作所
  • 静岡市

木質ガス化発電の水素ガス等応用の為の技術開発

<研究内容>

未利用バイオマスを利用した木質ガス化発電設備により水素を分離・活用する技術の開発

<構成メンバー>

  • テラエナジー※
  • (株)キャタラー
  • 名古屋工業大学

地域自立システム型植物バイオマス利活用

<研究内容>

経済的に自立可能なゼロエミッション型の植物バイオマス総合利活用技術の開発・実証

<構成メンバー>

  • 静岡大学(金原教授)※
  • 静岡県工業技術研究所
  • (中野町産業(株))

長寿命制御による安価な電池を用いた独立電源システム構築

<研究内容>

長寿命制御技術による低廉な蓄電装置と太陽光発電との一体型自立発電システムの開発

<構成メンバー>

  • (株)Plan Be※
  • SDバウエナジー(株)
  • セイシング

【令和元年度新設】小型・低コスト・高効率バイオマスガス化発電設備の実用化

<研究内容>

バイオマスガス化発電技術の実用化に向けて、多種バイオマス燃料の検証や電力・熱の有効活用を検証

<構成メンバー>

  • 静岡製機(株)※
  • (株)神田組
  • 島田掛川信用金庫

報告会の様子